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2012 | 05 | 18
ハンガリーの古代文字ブーム(NHK)
2010. február 24. szerda, 00:30

2010年1月12日、NHKの「お早う日本のワールドリポート」ではハンガリーの古代文字のブームについて4分間ほどのニュースがあった。制作はNHK、コーディネーションはRovás Alapítvány(古代文字基金)。

 

 

 

 

ハンガリーの古代文字「セーケイ・ハンガリー・ロヴァーシュ」については著者Dr.Hosszú Gábor - Rumi Tamás - Sípos Lászlóの「生きたロヴァーシュ」(2008年出版の専門書)の前書きにて。

 

はじめに
セーケイ・マジャル・ロヴァーシュ文字は人類の普遍的文化的遺産の一部であり、古代文明の精神的産物であると考えられます。それはハンガリー人とその祖先によって歴史の時の中で創り上げられたという背景があるからです。その起源や成立および他の文字との関連性は今日でも大変に興味深い学術的研究対象でありますが、研究者やロヴァーシュ文字愛好家の間では様々な説がこの問題について唱えられています。しかしこれまでの検証が証明しているように、9世紀ごろのハンガリー人の固有の言語としてロヴァーシュ文字は広まり、その数世紀前から人々の間で用いられてきていたことは疑いようもない事実でしょう。

当時のヨーロッパの主要な国々と同様、11世紀以降ハンガリー王国でもラテン語とアルファベット文字が行政の公的文書やキリスト教の世界で中心的な役割を担うようになっていました。しかしロヴァーシュ文字は今日までハンガリー語圏の一部で生き残り、素朴な羊飼いやセーケイ人(木彫り残されている)から貴族や聖職者に至るまで用いられ、時には密書用の文字として使われたことすらあったようです。これは単に中世からルネサンスの嵐のような激動の歴史を生き残っただけではなく、休むことなく進化し続け、ここ数十年間で類を見ないほどの知名度を得て現代の要求にも適応しつつあります。今日セーケイ・マジャル・ロヴァーシュ文字による書籍や雑誌も出版され、Webサイトも制作されています。また美術作品やデザインの要素として、あるいは公共の場の表記にも用いられようなりました。現在ではその教育を使命として活動する教師の方々の努力により、数万人の子どもたちもこの民族文字を学んでいます。

専門家や愛好家の輪は年々拡大して10万人を超える規模へと成長しました。そのためこの民族文字が今の時代に即して利用されるよう、環境の整備が必要とされています。形式の統一、表記法の現代化、そして技術上の規格などはその過程においての急務です。しかもこの整備とはロヴァーシュ文字を実際に使う人々によってその創作活動の枠内で実現されていくべきものであり、祖先がこの文字を伝え発展させていったことにならうものでもあります。本書はこうした伝統の保護を目指す活動の道程のひとつです、また2008年10月4日にゲデッレーで開催された“生きたロヴァーシュ文字”をテーマに掲げた会議も紹介しています。このハンガリー語を話す人のための民族文字を、コンピュータ・テクノロジーの世界へ高めるために開催された画期的なものです。

ヨーロッパに現在まで残り実際に使用されている文字の中で、唯一このセーケイ・マジャル・ロヴァーシュ文字だけが普遍的なコンピュータ技術規格であるUNICODE規格に含まれてはいません。そのためインターネット上でも構成されているハンガリー・ロヴァーシュ文字協会は、ホッスー・ガーボル博士の指導の下、UNICODEスクリプト規格として本書に見られるN3527規格を公式に申請しております。当協会の明確な目的そのものが、可能な限り広範囲の賛同を得てできるだけ早くこの民族文字の規格化を実現することであり、そのため本書の読者の方々のご支援を強く願っております。

本書の著者一同は、セーケイ・マジャル・ロヴァーシュ文字が我らの祖先が創り出した素晴らしい宝であり、いつの時代であってもその子供たちにとって魅力ある遺産であること、またふさわしい敬意を払われて時代の要求に応えつつ受け継がれていくよう働きかけるのが責務であると考えております。この主張は今まさに当を得たものと考えます…なぜならこの民族文字は思考と視覚の世界であり、ハンガリー語およびハンガリー文化全ての領域との密接な関係を持つことから、今待ち望まれているハンガリー精神の再生のための鍵となり得るに違いないからです。

 
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